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執筆者の写真月吉野 若林醸造

断捨離

暑さのピークが過ぎ、朝晩聞こえて来る虫の鳴き声がより一層涼しさを感じさせます。

なんとなく秋の雰囲気になってくると、寂しくなります。


私の大好きな燕は、若林家で2回営巣をし、まだ近くに留まっています。燕の夜寝る場所が、門の近くの電球の上と決まっているので、毎晩チェックしに行きます。でも、もうすぐ南の方へ向かって旅立ってしまいます。


近くの田圃では、稲穂が少しずつ垂れてきています。早いところでは9月に稲刈りなので、夏もあとわずかです。



今年、とうとう蔵の中を整理しました。

今まであった5000Lの大きなタンクを5本蔵から出し、仕込みで使う2000Lのタンクを並べ直しました。

50年前から酒造りを縮小し始め、大半を委託製造に切り替え、作ってもらったお酒を一時的に入れる為に使用していた大きな琺瑯タンク。


私が酒を作り始めてからは、仕込み用のタンクを揃え始め、蔵の端っこで仕込んでいました。


仕込みの量がありがたい事に増えてきたので、作業動線を良くする為に足場をなくし、使っていないタンクを蔵から出すことに決めました。



また、違う部屋にあった仕込みに丁度良いサイズのタンクや、運良く手に入れた中くらいのタンクも新しく仲間入りしました。

これらを綺麗に洗って、今年の仕込みから使います。



タンクの整理ついでに蔵の中を掃除するので、綺麗に整ったらアフターの写真を掲載します!



酒蔵は広いので、物を置く場所がたくさんあります。

いらなくなった物を置けてしまう為、昔からとってある物がたーーーくさんあります。

うまく再利用出来れば良いのですが、大半はゴミになります…


昔使っていた巨大セイロや、木桶、麹箱、槽など、綺麗にして展示でも出来れば良いのですが、その気になるまではしばらくそのままにしておきます…





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