若林醸造では、清涼飲料水の製造も行っています。
あま酒や、リンゴジュース、巨峰ジュース、赤紫蘇ジュースなど、長野県産の原料で作っています。
長野県の気候は昼夜の寒暖差があり、晴天率が高いため、果物がよく育つとのこと。
なので、リンゴやブドウの生産量は全国トップクラスです。
最近ではワイン用のブドウの生産も増え、ワイナリーの誘致も盛んです。
若林醸造でジュースの加工事業を始めたのは、2006年のこと。
地元農家さんからの要望がきっかけでした。
「傷がついたり、生食で出荷できない規格外の農産物をジュースにしたい」
この要望に応えるべく、清涼飲料水の免許を取得し、加工場を新たに作りジュース加工事業を始めました。
近隣は小規模農家が圧倒的に多い為、受け入れは小ロット対応とし、少ない量の原料を生産者ごと分けて搾って瓶詰めをします。
そして、味を大きく左右する製法については、私達は「ストレート製法」を採用しています。
原料を搾って得た液体を加工せず、そのまま充填する方法です。
これにより、素材そのものの味を表現することができます。
(リンゴジュースに関しては、酸化防止剤のみ添加しています。これにより、搾った時の色そのままをキープする事ができます)
そんな風にして作り出される当社の果物ジュースは、甘味が豊かで、市販のパックジュースとは明らかに味わいが異なります。
長野県産100%ですので、温泉旅館の朝食時に提供されたり、カタログギフト、道の駅、ファーマーズマーケット等で販売されています。
いつ製造しているかというと、通常は秋〜冬に収穫をしたものをその時期に搾って、1年かけて売る分の商品を作ります。
が、
今年はリンゴジュースが大変好評につき、在庫が夏の時点でなくなってしまい、急遽原料であるリンゴを探すハメに。
こんな時期に持ってる人なんていないよなぁ…と思っていたら、
なんと持っている問屋さんが!!
というわけで、先週リンゴジュースの増産をしました。
通常の冷蔵保存とは違う、空気組成を調整して鮮度を長期に保つ方法で貯蔵しているため、この時期でもリンゴがボケておらず、フレッシュでした。
※ボケる=水分がぬけてシャキシャキしていない状態のこと。長野県の方言です。
飲んだことのない方、是非一度お試しくださいませ!!
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↑ギフトにも対応しております。
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