改装店舗と古い建物

先週、約1か月かかっていた若林醸造の小売店舗改装が終了し、装い新たに新店舗がオープンしました。


地元の工務店さんに工事を依頼し、以前に比べるとよりシックで和風の雰囲気に仕上げることができました。

壁板は当社の母屋(年に2度酒の会を行う建物)のリフォームの際に撤去したものを、再利用。

上部の欄間は工務店さんのアイディアで、奥の空間を見えなくする意味もありますが、より和風な雰囲気を作りだしています。

壁にかかっているのは、幕末から大正時代に生きた華族、久我通久氏の書物です。

「萬年仙酒」と読むそうで、酒屋を始めた初代に送られたものと推察されます。


外壁も、塗りなおして綺麗になりました。


若林醸造の建物は、加工場以外の多くが古いまま残っており、自然災害や経年劣化などによる建物補修との闘いの日々です。

とはいえ100年近く残っているわけなので、当時の大工や設計は素晴らしい技術を持っていたのですね。



この小売店舗は敷地の西側にあるのですが、創業当初はここは店舗ではなく、全く違う目的の建物だったようです。

こちらはいつの時代なのかは不明ですが、昔の建物平面図です。

住所が「小県郡中塩田村」とあるので、明治22年~昭和31年の頃。おそらく創業当初のものと思われます。

今の小売店舗の場所は西側のここです↓

字がつぶれて読みにくいですが、「糀室・こうじむろ」と書いてあります。

なんと、麹を作る部屋だったようです。


創業当初は日本酒の他醤油も製造していたようで、それらの麹を作っていたのでしょうか。



時代に合わせて増改築を繰り返し、今に至りました。

建物の維持は大変なことですが、古いものの良さや歴史も残しつつ、未来へ残していきたいです。



現在店舗改装記念として、ご来店・ご利用のお客様へ当社製造「あまざけスムージー」をプレゼント中です。

是非お立ち寄りくださいませ!


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