top of page
執筆者の写真月吉野 若林醸造

桃みたいなお酒?TVにて紹介されます


今回は”つきよしの”の商品紹介とTV放映の告知をさせて頂きます。


ご紹介するお酒は、

つきよしの 美山錦純米大吟醸酒です。

【飲んでもらった感想はコチラ】

とっても甘い香り

バニラの香り

メロンの香り

完熟した桃のような香り

後味に余韻がある

少しアルコール感が残る

まるくふくよかな味

高級酒っぽい

やさしい味

女性が好きそうな味

するする飲めそう

すっきりしていて冷酒がよさそう

刺激弱め

旨口→舌の上をちりちり→余韻あり



【お酒誕生の経緯】

杜氏になってから毎年挑戦している、チャレンジタンクの1つです。

2017年に初めて醸造し、定番商品化しました。

その前年は山田錦を使って最高級酒を造ろうと試み、実際に製品化しました。

しかし、せっかくなら地元でとれるお米で高級酒を造ってみたいと思い、美山錦を選択。

精米歩合は悩んだ末に49%でスタートしました。

途中、45%にしたり49%にしたりと色々試しながら、「人にプレゼントしたいお酒」をテーマに造ってきました。



【造り中の小話】

美山錦で高級酒を造るのは、まず麹造りから難しく、最初はうまくいきませんでした。

米自体がやや硬いのと、麹菌の量を少なくしてしっかり菌糸を生えさせるのが難しく、突きハゼ麹という麹を目指して作ったのがただのハゼ落ちになってしまったりと、なかなかうまくいきません。

酵母はM310という華やかな香りが特徴のタイプを選び、低温発酵ですっきり甘口の白ワインのようなお酒を・・・と想像して作ったのに、初年度の商品は香りが思ったように出ず。

酵母の製造元の会社の方から「これ本当にうちの酵母使っているの?」と言われるほどでした。。。

3年目にして、やっと甘いフルーツ様の香りを引き出すことができ、すっきりとした中に少しの旨味をプラスする、という構想が少し形になってきました。



ご紹介した商品について詳細・ご購入はコチラ



最後に告知を。

こちらのお酒が8/17(月)放送のNHKイブニング信州内の「旬に乾杯」のコーナーにて紹介されます!

このコーナーは長野県佐久穂町在住の由井志織さん(全国きき酒チャンピオン)が、県内の日本酒を旬のおつまみと共に紹介するというものです。

由井さんとは長野県の酒造技能士養成講座でご一緒させて頂き、お互い上田市出身であったり前職が似ていたり、何よりお酒が好きということで共通点が多いです。

お人柄もおおらかで、とても素敵な方です。

そんな由井さんと一緒に、8/17(月)NHKにて18:30頃登場予定です。

是非ご覧くださいませ!



最新記事

すべて表示
bottom of page