公式に評価されたこと【2年連続全国金賞】
- 月吉野 若林醸造

- 7月18日
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5月に行われた令和6酒造年度全国新酒鑑評会にて、当社の「つきよしの 真」というお酒が金賞を受賞しました。
昨年に続き2年連続の金賞とのことで、とても嬉しく思います。

今回金賞を受賞した理由として、最も大きい要因は「原料の品質の高さ」。
原料米である長野県佐久市産の山田錦は、令和6酒造年度の造りから新しく使用しました。
山田錦といえば兵庫県が産地で、品評会で賞をとるお酒はだいたいこの米を使用して造られています。
昨年金賞を受賞したことを契機に、思い切って産地を変更しました。
これにより、当社の日本酒の原料はすべて長野県産米とすることができました。
生産者は信州ファーム荻原さんで、当社で使用する美山錦を全量作っています。
よく知っている方ですし、技術の高い農家さんですので何の心配もありませんでしたが、いざ酒を造ってみると品質の高さがよく分かりました。

ちなみに、今回長野県は全国で4番目の金賞受賞数でしたが、長野県産の酒米で受賞されているお蔵さんが増えているように感じました。
地球温暖化の影響で、酒米栽培の好適地が北上しているのかもしれません。
受賞酒のスペックは下記の通りです。
品名:つきよしの 真(しん) 純米大吟醸酒
酒米:長野県佐久市産山田錦 全量使用
精米歩合:39%
アルコール分:15%
原材料:米、米こうじ
製造者:若林醸造株式会社
720mlのみの発売ですが、店頭では300mlもございます。
是非一度味わってみてほしい1品です。
昨日の午前中、上田市長に表敬訪問をして上記のことをお伝えして参りました。

昨年に引き続き2回目の表敬訪問です。
昨今の米事情や日本酒・発酵関連の情報交換ののち、部屋を後にする前に「来年もまた来てね!」とお声がけいただきました。
私はプレッシャーを背負って帰路につきました。
私のお師匠はこの賞を8年連続とっているので、まだまだ道は長いですが、慢心せずに努力を続けたいと思います。



