今期のチャレンジ【106期】
- 月吉野 若林醸造

- 1 時間前
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2016年に私が杜氏になってから、今年度で10年目となりました。
「毎年新しいことに挑戦する」と決めて、チャレンジを続けています。
今期の新しい試みを発表します!
1、月吉野会員制度をスタート
創業130周年の年を記念して、「蔵のある塩田平という地域を、より身近に感じていただきたい」「応援してくださる皆様に直接お礼をお伝えする機会をつくりたい」という想いを込めて、会員制度を始めました。
新たな試みではありますが、ご参加くださいました皆様に「参加して良かった」と思って頂ける内容にするべく、試行錯誤を続けて参ります。
2、低アルコール日本酒の製造
毎年新しい商品を作っている中、今年は何にしよう?と考えた結果、
長い夏に楽しめるお酒を造ることに決めました。
「低アルコール(13~14%)で、爽やかな香りと酸味を持つ純米酒」
ということだけ決まっていますが、どんな味になることやら・・・。
現在仕込みが終わって発酵期間の9日目ですが、もうすでに
「これ、うまくいったとしても来年同じ酒は造れないな」という状況です!!
美味しくなるように、経過を観察しながら仕上げていきます。
こちらは5月に発売予定です。
発売がなかったら、うまくいかなかったんだなと察してください。
3、新しい国で新しい挑戦を
昨年は、夏に蔵の改装が重なり、酒造りのお休み期間に外へ出ていくことがあまりできませんでした。
なので、今年は落ち着いたらなるべく外に出て、新しい知見や出会いに期待したいと思っています。
そんな中、ありがたいことに新しいお取引先との商談が進んでおり、その中のいくつかが外国のお客様です。
(アメリカ、シンガポール、台湾に輸出をしていますが、そこへさらにフランス、韓国、スペインが加わる予定です!!)
そのうちの1社のパートナーと昨年の秋から新しいプロジェクトを立ち上げ、新しいブランドとして販売していく計画があります。
まだ詳細は明かせませんが、持ち寄る内容の1つ1つが斬新で、内容もとても面白いので今からすでに楽しみです。
何より、私達の造っているお酒に対してリスペクトを示してくださる姿勢や、品質やコンセプトに共感してくださることがとても嬉しいです。
住むところや文化が違っても、考えていることや目指すところ、大切にしているところが自分と重なると、一気にテンションが上がります。
そして、わくわくします。
そうなると、進むのは早いです。
この挑戦を経て、さらに美味しいお酒が造れるようレベルアップできたらいいなあと思います。
さて、蔵の方は全体の半分を仕込み終えて、後半戦に入りました。
6月末まで酒造りは続きますが、冷蔵設備のお陰でストレスなく低温発酵が続けられます。
酒にとっても、造り手にとっても良い環境になり、設備投資をして良かったと心から思っています。
3月に発売した「つきよしの 桜 無濾過生原酒」ですが、昨年よりさらに綺麗な味わいにバージョンアップしております。
桜の咲く時期におすすめの1本です。
是非お花見のお供として、連れて行ってくださいませ。

