Q.つきよしののお勧めはどれですか?
- 月吉野 若林醸造
- 3月27日
- 読了時間: 3分
最近興味を持った銘柄があり、そのお酒を買おうと思ってオンラインショップを見た際に、「とりあえずどれを買えば良いのかなあ」と悩みました。
若林醸造のオンラインショップを見て、きっと同じ思いをしている人がいるかもしれない!ということで、今回は今在庫のある商品の紹介をしたいと思います。
蔵の紹介
私どもは長野県上田市の塩田平にある酒蔵です。近くには別所温泉や寺社仏閣が多くあり、上田電鉄別所線の沿線に蔵があります。
明治29年に創業し、現在は日本酒、果物ジュース、甘酒の製造販売を行っております。
長野県産の原料にこだわった商品製造をしており、家族経営の小さな酒蔵で生産量が少ないため、見かける機会は少ないと思います。
蔵に小売店舗もございますが、購入する際は、ホームページに記載のある取り扱い店をご確認ください。
「つきよしの」の味わい
すっきり・キレがある・雑味がないの3つを意識して造っています。日本酒という飲み物がもつ幅広く豊かな味わいを表現するために、商品によってコンセプトを変えた造りをしています。
生原酒は香りが高く、甘みのある味わい。食前酒向きで、お酒単体でも楽しめます。
火入れは香り穏やかで、旨みのある味わい。食中酒向きで、温度による味の変化や料理とのペアリングが楽しめます。
全てのお酒を、コンセプトに沿って造り分けているのが特徴です。
商品の紹介
🌸つきよしの 桜
日常に寄り添う、冷やしても温めても美味しい旨口酒。
つきよしのは甘口から辛口まで幅広く造っておりますが、このお酒はちょうど真ん中くらいの味わいです。酸味もあるので、人によっては辛口に感じるかも。
「月吉野」の銘柄名の由来である「吉野桜」から名前をとった、シリーズの中では定番のお酒です。
🌸つきよしの 桜 無濾過生原酒
桜の時期に飲んで欲しいと思い、香り華やかでジューシーな味わいに仕上げました。
火入れバージョンとは味わいが異なる、季節限定の商品です。
🌸つきよしの 赤
お酒が大好きな人のための、辛口純米酒。日本酒度+10まで発酵を進めた、すっきり飲み飽きのしない味わいです。2杯目〜3杯目のお酒としてもお勧めです。
🌸つきよしの 緑 無濾過生原酒
信州の自然を思わせる緑色のラベルに合わせた、爽やかな香りと甘みのある味わい。こちらは単体でも楽しめる、甘みと酸味のバランスの良い酒です。毎年夏までには売り切れてしまうので、見かけた方はお早めに…!
🌸つきよしの 真
原料、製法、貯蔵全てにこだわった、当社の最高級商品です。毎年行われる各種品評会に出品するお酒でもあり、極寒期に丹精込めて造り上げた純米大吟醸は、贈答用としてお勧めです。
🌸つきよしの 白
美山錦を49%まで磨いて醸した、純米大吟醸酒。2023年に行われたサンフランシスコワイン品評会の日本酒部門で、最高賞を受賞しました。
華やかな香りときれいな甘みが特徴です。
(今年は山恵錦でも仕込んだので、美山錦の在庫が終わり次第、山恵錦のロットに切り替わります。)
商品選びに困ったら、是非参考にしてみてください。
来月はいよいよ新商品の発売です。長野県産の山田錦で純米吟醸酒を造りました。
果たしてどんな味になったのか・・・。