師走という文字の通り、今月は本当に忙しかったです。ほぼ記憶がありません。
最近思うことは、決めた予定通りに酒造りをすることの難しさ。
仕込みの量が増えたことから作業に人手が必要となったため、なるべく土日に仕事がかぶらないように、仕込みや搾りの日程をコントロールしています。
年越しまであと1週間。
年末にまとまったお休みをとるために、一生懸命醪をコントロールしつつ毎日酒造りしています。
今日は、毎年恒例の今年の振り返りをしてみたいと思います。
まず1番の話題は、つきよしのが、品評会での受賞ラッシュでした!
春には、令和3年度全国新酒鑑評会 純米吟醸の部にて入賞。
海外向けに作っているMoonbloomという銘柄では、IWSC2022(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツコンペティション:世界三大酒類コンテスト)にて山廃純米酒がシルバーメダルを受賞。
秋には、第93回関東信越国税局酒類鑑評会 純米吟醸の部にて優秀賞を受賞。
名前入りの賞状を頂きました。
そしてつい先日、Moonbloomでも、SFIWC(サンフランシスコ・インターナショナル・ワイン・コンペティション)にて純米大吟醸と純米吟醸がゴールドメダルを、山廃純米酒がシルバーメダルを受賞しました。
私が杜氏になって、6造り目の出来事です。
公的に評価されて本当に嬉しかったですし、これからの酒造りに向けて励みにもなります。
出品した日本酒を造っている時期に、鑑評会について書いている記事がありました。記事はこちら。
もし賞をとれたら、今まで応援してきてくださった方々とお祝いをしたいと思ってやってきました。今回幸いにも(最高賞ではないですが)受賞することが叶いましたので、宣言通り、お祝い会をしようと考えています。
例年開催していた「つきよしのを楽しむ会」が、コロナの影響でここ数年開催できておりませんので、2023年の春、状況が悪化しない限りは酒の会を開催する方向で計画をします!!!
詳細が決まりましたら、改めてご案内申し上げます。
他に何があったかと言うと、リンゴジュースの売れ行きが非常によく、欠品になってしまうことが多々ありました。
当社のリンゴジュースは長野県産のふじを100%使用したストレートジュースです。搾ったあと加工せずそのまま瓶詰めするスタイルです。
こちらを業務用に1.8L瓶に詰めて、主に旅館さんへ納品しているのですが、今年はそれの売れ行きが非常によく、搾っても搾っても足りなくなってしまい、もはや何屋さんなのかわからない位ジュース製造でも忙しかった年でした。
コロナウイルスの影響で落ち込んだ需要が少しづつ回復の兆しを見せ、日本酒の出荷もぼちぼち戻ってきました。昨年のロットからラベルデザインを変えて販売をし、見た目が豪華になったのも良かったです。
以上が今年の振り返りです。
来る2023年も良い年になることを祈りつつ、締めくくりたいと思います。
本年も大変お世話になりまして、ありがとうございました。
それでは、少し早いですが、皆様良いお年をお迎えくださいませ。
来年の干支は卯(うさぎ)。私は年女です。
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