OUR STORY
お酒は良いお米と水を使って、人の手で造ります。
五丈余の底から湧き出る当蔵の水は、今もって語り継がれている程の良質な水でした。
肥沃な土地のうまい米と水。これでお酒を造って皆様に飲んでもらいたいと酒造りを始めたのが、初代若林万兵衛でございました。
Founded in 1896, Wakabayashi Brewing has been family-run for over 120 years.
Located in a basin surrounded by mountains, it is a scenic area with many hot springs, temples and shrines. Not only does Nagano provide clean water for brewing, it also creates ideal climatic conditions for rice cultivation, which we use to our advantage.
We are keeping effort to make sake which is loved and makes people happy because of the founder's motto, "what the worthful sake is to be loved".
今では上田・小県の地元の皆様をはじめ各所でご愛飲されておりますが、皆様に愛されてこそ本当の酒だという初代からの教えを守り、皆様のお口に合ったお酒をと努力いたしている次第です。
代表銘柄は”月吉野”。
創業の頃、吉野桜の下で花見の宴の際、満月に桜吹雪が舞っているのを見、命名されました。
花見酒から始まった当蔵の酒も、今では塩田平・別所温泉を訪れる人から始まり地域の皆様に、1年を通じて親しんで頂いております。
The name of our sake is "TSUKIYOSHINO".
TSUKI means moon, and YOSHINO means cherry blossoms.
The origin of the name ;
We have the beautiful culture "OHANAMI" in spring which people enjoy the transit beauty of cherry blossoms with sake . When the founder enjoyed a night party under the cherry blossoms, he saw a flurry of cherry blossoms in the wind at full moon, and thought how beautiful it is.
We believe to respect for the taste, elegance, and nature leads to that Japanese sake culture become more flourishing.
会社情報
会社名 若林醸造株式会社
代表取締役社長 若林文夫(四代目蔵元)
所在地 長野県上田市中野466 TEL:0268-38-2526 FAX:0268-38-0225
創業 1896年(明治29年)10月
資本金 1,000万円
事業内容 清酒製造・販売、清涼飲料水(ジュース・甘酒)製造・販売、卸売
営業時間 平日 9:00-16:00
沿革
1896 明治29年
若林万兵衛が小県郡中塩田村中野に、酒蔵を創業。日本酒と醤油の醸造を始める。越後杜氏の流派を組んだ酒造りを行う。
1921 大正10年
若林醸造株式会社へと法人化する。
1993 平成5年
外商部を新設し、事務所並びに倉庫を増築する。
2006 平成18年
ジュースの加工事業を始める。規格外の農作物の2次利用に貢献する目的。
2011 平成23年
酒米美山錦59%精白米を使用した甘酒「四季の甘酒 」シリーズを、長野県工業技術センターと共同開発する。
2012 平成24年
植物性乳酸菌ラブレ菌を使用した「ラブレ菌発酵さわやか甘酒」を同センターと共同開発する。
2015 平成27年
約50年使用していなかった麹室を改装し、自社での麹造りを復活させる。
月吉野の酒の会をスタートし、年2回開催する。
2016 平成28年
四代目蔵元の次女・若林真実が歴史上初の女性蔵元杜氏となる。昭和44年以降集約製造に参加していたが、自社醸造へ切り替える。
2017 平成29年
TM式吟醸搾り機を導入し、製造量のほとんどを特定名称酒に移行する。
地元上田市の生産者との酒米契約栽培を始める。
2018 平成30年
清酒用冷蔵・冷凍庫を導入し、瓶貯蔵の保管能力を拡大する。
日本酒の輸出事業を始める。
2019 令和1年
植物性乳酸菌を使用した乳酸菌発酵酒母を開発し、山廃仕込みを復活させる。
2020 令和2年
塩田平の十人地区にて、酒米ひとごこちの有機栽培(お布団農法という綿を再利用する農法)に取り組む。
2021 令和3年
事務所併設の小売店舗を改装する。
限定流通の清酒ラベルをリニューアルする。
2022 令和4年
令和3年度全国新酒鑑評会 純米吟醸の部にて入賞。
International Wine and Spirits Competition 2022(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツコンペティション:世界三大酒類コンテスト)にてKunoichi by Moonbloomがシルバーメダルを受賞。
第93回関東信越国税局酒類鑑評会 純米吟醸の部にて優秀賞を受賞。
San Francisco International Wine Competition 2022(サンフランシスコインターナショナルワインコンペティション)にてMoonbloom Daiginjoがゴールド、Moonbloomがシルバーメダルを受賞。
Los Angeles International Wine Competition 2022(ロサンゼルスインターナショナルワインコンペティション)にてMoonbloom Daiginjoがシルバー、Moonbloomがゴールド、Kunoichi by Moonbloomがシルバーメダルを受賞。
2023 令和5年
改装工事をし休憩室を作る。
下水工事をし洗米専用部屋を作る。
仕込み蔵のタンク配置を整理し2000Lサイズのタンクに統一する。(5000Lタンクを5本搬出)
San Francisco International Wine Competition 2023(サンフランシスコ国際ワイン品評会)日本酒部門にて、Moonbloom Daiginjoがダブルゴールド(最高賞)、Moonbloomがシルバー、Kunoichi by Moonbloomがブロンズメダルを受賞。
2024 令和6年
令和5酒造年度全国新酒鑑評会にて、「つきよしの 真」が金賞を受賞。